寄与分について

相続をする際には、できるだけ公平に分けたいものです。しかし、ただ法定相続分に沿って分けたから公平になっているかというとそうでない場合は多いものです。商売をしている場合など、一緒に商売をしていた子供とそうでない子供が同じ相続分という事になると、納得いきにくい部分もあるでしょう。亡き人の財産を作るうえで貢献した人にはそれだけ相続分をプラスしましょうという考え方から生まれた規定が寄与分といいます。
先ほどのような商売などの事業に関することに加え、療養看護に努めた、家の購入などに特別に費用を出したなどという事があると認められる場合があります。ただし、夫婦で療養看護するという事は通常行う事なので特別の寄与だとは認められません。
また、これが認められるのは相続人の間に限ります。相続人以外の人が特別の寄与をしたからといって相続分が発生するというものではないのです。あくまで分け方の一つの方法であるといえるでしょう。
ただし、それで完全に公平になるとは言えません。自分亡き後にこういったことでもめないようにするためには、寄与についても含めて考えたうえで財産の帰属をどうするかという事を遺言書に残しておくと確実です。

Filed under: 未分類 — ゆめ 3:14 PM